トレーニングを始める人はまずこんな悩みを抱えると思います。
ジムでトレーニング VS 家でトレーニング
この悩みについて家計管理・時間管理(・資産形成)の視点でお伝えしていこうと思います。
結論、ジムに会員登録する前に、家計管理と時間管理をしよう!
ジムでトレーニング(ジムトレ)をするか、家でトレーニング(家トレ)をするか、大きな違いはかかる費用の程度です。
そこで、トレーニング費用についてまずは話を進めていこうと思います。
トレーニング費用について
ジム、家、どちらであってもトレーニングにはお金がかかります。
どのような費用がかかるか、表にまとめてみました。
ジム | 家 | |
ジム利用料 | ⭕️ | なし |
トレーニング器具費用 | なし | ⭕️ |
空調管理費(電気代) | なし | ⭕️ |
交通費(自家用車or徒歩) | ⭕️ or なし | なし |
被服費 | ⭕️ | ⭕️ or なし |
利用料金
ジム利用に関して、多くの施設では月額制となっていると思います。
利用施設、利用条件(プラン)によって異なりますが、概ね3,000〜10,000円あたりで収まってきます。
トレーニング器具費用
ジムを利用すれば、トレーニング器具は自由に利用可能です。
家であれば、多少なりともトレーニング器具を購入する人が多いと思います。
家トレをするときに揃えておきたいトレーニング器具に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

空調管理費(電気代)
ジムであれば、利用料金に含まれてくる空調管理費(電気代)。
家の場合は、エアコンなど空調管理をすることで電気代がかかってきます。
交通費
ジムへ行くとき、公共交通機関や自動車などを利用するにも交通費がかかります。
微々たるものかもしれませんが、しっかりとトレーニング費用に入れます。
被服費
ジムで着る服やシューズにも個人差はあると思いますが、一定額かかってきます。
家であれば、見栄えなどを気にすることなく、被服費はジムよりは低く抑えられることが予想できます。
具体例で比較してみよう
先程の表を費用に置き換えたものが以下になります。
ジム | 家 | |
ジム利用料 | 月額5,000円
(年間60,000円) |
なし |
トレーニング器具費用 | 0円 | 25,000円 |
空調管理費(電気代) | 0円 | 月々電気代+210円
(年間2,520円) |
交通費(自家用車or徒歩) | 月額1,400円 or 0円
(年間16,800円 or 0円) |
0円 |
被服費 | 20,000円 | 10,000円 or 0円 |
年間合計 | 80,000〜96,800円 | 37,520円 |
条件は以下のように仮定します。
- トレーニング回数:週4回(4週間で16回)、1回1時間
- 利用料金:ジム月額費用は5,000円
- トレーニング器具費用:25,000円
- 空調管理費:エアコン26度設定 約13円/時間×16回=208円(約210円)
- 交通費:自家用車、レギュラーガソリン174円/L、往復10km、平均燃費20km/l、月16回で約1,400円
- 被服費:ウェアとシューズ合わせて20,000円
〜10年間ジムに通った場合〜
10年間で比較 | ジム | 家 |
ジム利用料 | 600,000円 | 0円 |
トレーニング器具費用 | 0円 | 50,000円 |
施設管理費(電気代) | 0円 | 25,200円 |
交通費(自家用車or徒歩) | 168,000円 | 0円 |
被服費 | 100,000円 | 50,000円 |
年間合計 | 700,000〜868,000円 | 125,200円 |
10年間継続時の設定条件
- 利用料金:月額料金設定は変化なし
- トレーニング器具費用:破損に伴い一度再購入
- 交通費:設定に変化なし
- 被服費:2年に1回買い替え
- ※インフレは考慮しないものとします
トレーニング費用についてのまとめ
ここまでで、大体かかる費用はイメージできたと思います。
あくまでも参考値ですが、
この費用を自分の収入から捻出できるのであれば、ジムへの入会は「あり」です!
ここまでの費用を「確保できない」もしくは「確保できるかわからない」場合は、一旦ご自身の家計を見直してみましょう。
まずは直近1ヶ月の収支を見直します。
・月に1回飲み会をやめたらジム費用、捻出できます!
・外食を減らし自炊をすれば交通費、捻出できます!
・自分へのプレゼントという定期的なご褒美を1回やめれば被服費、捻出できます!
お金がかかるなら家トレでいいと思った方
「こんなにお金がかかるなら家トレでいいかなぁ」と思った方もいると思います。
家トレをしつつ、ジムでかかったであろう、お金を貯金や投資することができれば、10年後、筋肉資産だけでなく、金融資産も保有できます。
〜もしも〜
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元金120万円に対し、運用益が42.5万円で合計162.5万円となります。
資産運用次第では、ジムで消えていたであろうお金が、増えるなんてこともありえます。
資産運用や家計管理について勉強したい方は、こちらの本がとても参考になります。
私はこの本で家計管理と資産運用の勉強をしました。
その結果、
- ジム費用が捻出
- トレーニングでボディメイク成功
- さらにNISAつみたて投資枠で金融資産運用し資産額UP
時間管理について
トレーニングをするとき、皆さんはどのくらいの時間を確保できますか?
ダイエット目的で、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる場合は、最低30〜40分の時間を確保できれば効果を得られます。
筋トレであれば、怪我防止のストレッチなどのケア時間も考慮すると、最低1時間は必要です。
ここでの問題は、この時間を今の日課に組み込むことができるかどうかです。
無駄時間の見つけ方
まずは24時間のうち削ることのできない時間を書き出していきます。
個人差はあると思いますが、目安として以下のように仮定します。
- 睡眠時間:7時間
- 仕事・学校(休憩込み):8時間
- 通勤・通学(片道30分):1時間
- 食事(1食30分):1時間30分
- お風呂・身支度:1時間30分
合計:19時間(残り5時間)
さて、5時間も自由な時間があるように感じますか?
実際にはそんなにないと感じた人が多いと思います。
家事をしたり、お子さんのいる方であれば、育児の時間もあると思います。
じゃあ5時間、家事や育児に使っていますか?
おそらくNOです。
“テレビを観たり”
“YouTubeを観たり”
“X、Instagramなどスマートフォンをひたすらスクロールしていたり”
身に覚えはありませんか?
その時間をまずは削り、30〜1時間の時間を確保しましょう!
そしてトレーニング時間を確保します。
何かを始めるときは、何かをやめる必要があります。
時間は有限。足し算ばかりではなく引き算も重要!
皆さん、自分の時間を改めて見直してみましょう!
まとめ
トレーニングは人生を豊かにします。
しかし、お金も必要なのがこの世の常です。
トレーニングをして人生を豊かにしたいとお思いでしたら、
まずは家計を見直しましょう。
もしジムに行けなくても、家でもトレーニングは十分できます。
そして、時間管理をして十分なトレーニング時間を確保しましょう。
家計管理術、時間管理術がトレーニングの第一段階といっても過言ではないです。
カラダ、お金、ともに目先の幸せではなく、明るい未来のために投資していきましょう。